1954-03-23 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第22号
ただ商務官の働く時間なり能力なりにも限度がありまするので、日本の輸出する品物が非常にたくさんある、殊にこの問題は化繊関係、化学繊維関係について起つた問題であつて日本は御承知のようにアメリカに対しては化学繊維、ビニールとかいうものを余り出しておりませんから、私は無理にこの商務官を弁護しようとするのじやありませんが、なかなかたくさんの法律は出るし、殊に化学繊維が元になつて非常なアメリカにおける論議の対象
ただ商務官の働く時間なり能力なりにも限度がありまするので、日本の輸出する品物が非常にたくさんある、殊にこの問題は化繊関係、化学繊維関係について起つた問題であつて日本は御承知のようにアメリカに対しては化学繊維、ビニールとかいうものを余り出しておりませんから、私は無理にこの商務官を弁護しようとするのじやありませんが、なかなかたくさんの法律は出るし、殊に化学繊維が元になつて非常なアメリカにおける論議の対象
それから化学繊維、ビニール系の品物はどういうふうになつているか。食糧関係で米麦、砂糖等の見通しはどうか。ゴムも最近は再統制をせざるを得ないような状況で、原料は五割も値上つておりますが、こういうようなものをことさら取上げられている理由等について承つておきたいと思います。
それに関連して化学繊維——ビニールの問題ですが、政府としてはビニールを奨励している。これに対してもやはり外資の導入を促進すべきだというふうにわれわれ聞いておりますが、化学繊維があまり発達して参りますと、一方において絹織物というようなものを圧迫するような危険が出るのではないかと思います。そういう点の調節問題とあわせて御答弁願いたいと思います。